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2016/07/28
レース速報/2016 AUTOBACS SUPER GT Round4 SUGO GT 300km RACE





熊本震災により、ROUND.3 AUTOPOLISの開催が中止となり、Round.2 FUJIから2ヶ月のブランクを経て開催となったRound.4 SUGO。午前中はキリが発生し、WET宣言がされていたが、午後はキリがはれ、霧雨ながら曇空ドライでのスタートとなる。
19号車は予選を満足に走れず14位からの追い上げを目指して爆走する事となる。魔物が棲むと言われている菅生サーキット。今回はどうレースに牙を剥くか。
午後2時の警察車両によるオープニングラップ、そして1周のフォーメーションラップを経て、81周、300kmのレースの火蓋が切られた。

19号車のスタートドライバーは関口選手。12号車がピットスタートのため、オープニングラップで13番手に上がると3周目に8号車と24号車が接触し、11位に上がる。さらに6周目に5号車が300クラスと接触してコースアウトすると、19号車はさらに順位を一つあげ、10位になる。9周目には36号車が累積のペナルティ消化の為、ピットに入ると9位に上がり、11周には8番手に上がる。ここから関口選手の怒濤の追い上げが始まる。

14周目に前の100号車をパスすると、16周目の17号車と38号車の接触で17号車が後退し6位、19周目に64号車をパス、22周目には15号車をパスして4位に上がり、LEXUSが1-2-3-4と上位を占める。
関口選手はさらに19号車を上へと24周目に37号車をパスすると25周目には39号車をパスして2位までに上がる。
27周目にコースアウトした車両処理のため、SCが入り順位が整理され、31周目に再開となる。

レース再開後、各車がピットインする中、1位の39号車と2位の19号車はピットに入らず、その後14周もの間、39号車とのバトルを繰り広げるが、パスするまでには行かず、35周目にピットイン、国本選手に交代して、レースに復帰する。復帰時の順位は3位だったが、アウトラップ中に5号車、38号車にパスされて5番手となってしまう。

しかし国本選手は19号車に鞭を入れ前の3位争いに食い込むと、54周目に前の5号車をパスして、38号車に襲いかかる。そのまま、38号車とのバトルが続くが70周目に5号車に後塵を拝してしまう。
しかしながら、さらに追い上げていき、トップの24号車からの集団に追いつき、残り9周目には19号車を含めた5台ものトップ争いが始まるかと思いきや、残り7周で、300クラスのクラッシュに伴い、赤旗が出てレースが中断。75%ルールに従ってそのままレースが成立となってしまったため、5位にてチェッカーとなりました。

レースは、前半までは上位をRC-F勢の争いだったが、ピット戦略にて24号車がタイヤ無交換戦略を採り、トップに躍り出ると、そのまま2位以下を押さえ込み、残り7周の赤旗中断までトップを死守し、24号車が優勝となりました。以下、39-38号車の順となります。

次戦の富士にはこの無念さを表彰台の頂点を取ることで晴らすべく爆走していきます。皆様の応援、誠にありがとうございました。

次回GTレースの開催予定

開催日:8/6-7
  大会名:「2016 AUTOBACS SUPER GT Round5 FUJI GT 300km RACE」
開催場所:静岡県(富士スピーウェイ)