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2016/10/11
レース速報/「2016 AUTOBACS SUPER GT Round7 BURIRAM SUPER GT RACE」







「2016 AUTOBACS SUPER GT Round7 BURIRAM SUPER GT RACE」が、タイ王国ブリーラム県(チャン・インターナショナル・サーキット)で10月8日(土)9日(日)の両日にわたり晴天に恵まれ第7戦が開催されました。


【予選】
午後3時5分にスタートしたGT500クラスの予選Q2。12分間の走行でポールポジションを目指してゆく。この頃、ターン1の遠方には、スコールと思われる黒い雲が見えたが、幸い暗くはなっていたもののドライのままQ2がスタート。そんな中、先んじて1分24秒466というタイムをマークした12号車 カルソニックIMPUL GT-R。このタイムがターゲットとなっていくが、アタック6周目、これを上回るタイムをマークしたのが、先のスーパーフォーミュラで2勝をマークし、乗りに乗っている関口選手。1分24秒307という素晴らしいアタックをみせ、「LEXUS TEAM WedsSport BANDOH」にチーム2度目となるポールポジションをプレゼント。関口選手にとってもGT500での初ポールだけに、マシンを降りた関口選手は走ってピットに戻り、国本選手やチームスタッフと喜びを爆発させていた!



【決勝】
今期初のポールポジションをもぎ取ったスターティングドライバーは関口選手。
スタートは特に混乱無く、トップ3は変わらず、ファーストラップを19号車は1位で戻ってきた。
序盤は19号車をトップに15-12-8号車の4台が飛び出して周回を重ねていく。その中、関口選手は周回遅れの300クラスを巧く交わし、8LAPで2位の12号車に約3秒のマージンを築く。そのマージンを11LAPには5秒、16LAPには8秒にも広げ、トップを爆走していく。
レースの1/3を経過して、トップの19号車と2位の12号車の差は少し縮まり約6秒。しかしながら、関口選手は19号車を25秒後半から26秒前半と、他車より早いペースでさらに後続を引き離しにかかり、30LAPでは10秒以上の差を作り出す。
ただ、32LAPに後輪がバーストし、一気にペースダウンしたが、直ぐにピットが有ったため、急遽ピットに駆け込んだ。タイヤバーストに伴うボディ破損も見られず、バーストした後輪も問題無く交換出来たため、通常のピットイン作業とほぼ同じ42秒のピットタイムにて国本選手を送り出し、暫定6番手で復帰する。
38LAPで暫定1位だった12号車がピットインし、その間に19号車はパスして、1位に復帰。さらに国本選手は26秒前半でラップし、さらに後続を引き離しに掛かる。
40LAPにて、2位の12号車とのマージンは約13秒とさらに広がり、独走態勢となる。ただ、48周目に同じヨコハマタイヤを履く24号車が19号車と同じ右後輪をバーストしてしまい、タイヤに一抹の不安を抱えることとなる。
ところが、51LAPに2番手の12号車にピット違反でのドライブスルーペナルティが出たため、2番手が変わり15号車との差が22秒とさらに開くこととなる。
しかし、2位となった15号車の追撃が激しく、残り8週で14秒差、6週で8秒差と4週で6秒差と猛追を受けることとなるが、国本選手は最終ラップまで3秒の僅差を守り切り、ポールトゥウィンにてチェッカー!
LEXUS TEAM WedsSport BANDOHは、GT500初優勝となりました。

500クラス参戦6年目での初優勝を迎えることが出来、ようやく皆様へ恩返しが出来ました。 本当に、本当に皆様の沢山の応援ありがとうございました!



〇次回GTレースの開催予定(2日間に分けて2戦開催)

開催日:11/11-12
大会名:2016 AUTOBACS SUPER GT Round3
開催場所:栃木県(ツインリンクもてぎ)

開催日:11/11-13
大会名:2016 AUTOBACS SUPER GT Round8 MOTEGI GT GRAND FINAL
開催場所:栃木県(ツインリンクもてぎ)