4月8日（土）〜9日（日）の両日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで、SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催された。
予選／天候は曇り、タイムアタックは国本選手。全チームタイムアタックするため順調に周回数を重ね残り2分になったところ36号車｢au TOMS LC500｣が最終コーナーでコースアウトし赤旗中断。その後直ぐに16号車｢MOTUL MUGEN NSX-GT｣がエンジンストールのためコース内で止まってしまい、2度目の赤旗中断、これにより19号車｢WedsSport ADVAN LC500｣はタイムアタックせぬまま予選を終え不完燃焼の6位止まりとなる。
決勝／昨日の天候とはうって変わって、スタート時は雲の隙間から太陽が覗く。
開幕戦の全車ウエイトを下ろしてのガチンコ勝負。19号車は6番手からの追い上げとなる。
恒例の警察車両によるパレードランの後、1周のフォーメーションラップを経て、決勝が始まるはずだったのだが・・・・。
スタートドライバーは関口選手。パレードランで17号車｢KEIHIN NSX-GT｣がスタート出来ず、その後オープニングラップに復帰した17号車、そしてポールポジションの8号車｢ARTA NSX-GT｣が、フォーメーションラップ途中に止まってしまい、赤旗レース中断。更に、赤旗整列の時に64号車｢EPSON NSX-GT｣が同じく止まってしまい、19号車は4番手でのスタートとなる。
レースは1周減算の81周となる。セーフティカー先導でスタートが切られ、2週先導のあと、レース再開となった。3周目でトップ集団から2秒遅れての4番手。後方の16号車に詰められる。
6周目に300クラスの単独クラッシュの処理のため、7周目に赤旗中断となる。8周目にメインストレートで整列後、SC先導でレース再開。12周目にSCが入った。
再スタート後も3位の38号車｢ZEMT CERUMO LC500｣との間に徐々に空いてしまい、14周で約2秒の差が開く。後ろからの36号車｢au TOMS LC500｣の猛追を受け、19号車は17周目に順位を5番手に落とす。21周目からの500クラスが300クラスに追いつき、今戦となると、23周目に19号車は6位の1号車｢DENSO KOBELCO SARD LC500｣がテールトゥノーズで襲いかかり、27周目に接触・19号車がコースアウトで終えて、6位に後退する。34周目にピットに入り国本選手にドライバー交代。暫定9位で復帰となる。
41周目にはほぼピットが終わり、19号車は6位。ただ、5番手との間がかなり空いてしまった。国本選手は前との差を縮める為に追い上げを計っていたが、54周目に500と300とのクラッシュのため、55周目にSCが入る。57周目にはメインストレートにて整列後、SC先頭による周回後、62周目にSCが外れてレース再開。SCが入った事によりタイム差が無くなったが、一時、前の36号車との間隔が2秒まで広がるのだが、徐々に間を詰め、残り5周で背後に付いたがパスするには至らず、6位にてレースを終えることとなりました。
レースは序盤でトップだった6号車｢WAKOS 4CR LC500｣ を抜いた37号車｢Keeper TOMS LC500｣が、終盤までの激しい追撃をかわしてチェッカー。順位は37-6-1-38-36-19と1位から6位までをレクサス勢で占めることとなりました。
完走とは言え、悔いの残るレースとなりました。次戦の富士では表彰台を目指し、爆走していきます。皆様の応援、誠にありがとうございました。
次回GTレースの開催予定
開催日：5/3〜4
大会名：2017 AUTOBACS SUPER GT Round 2 FUJI GT500km RACE
開催場所：富士スピードウェイ（静岡県）
