LEXUS TEAM WedsSport BANDOH  -  WedsSport ADVAN SC430

2014 SUPER GT Rd.1 OKAYAMA GT 300km RACE : LEXUS TEAM WedsSport BANDOH WedsSport ADVAN RC F

Super GT Round2「FUJI GT500km RACE」が静岡県の富士スピードウェイで開催された。ゴールデンウイークの真っただ中に行われた今大会は、天候にも恵まれ、2日間で89,500人ものレースファンが訪れた。
LEXUS TEAM WedsSport BANDOHは、トラブルを抱えながらの週末となるが、チーム力でトラブルを克服し予選では、惜しくも0.13秒という僅差で9位にとどまるが、関口選手がレコードタイムを更新する走りが光る予選となった。決勝では、リタイヤが続出する混戦となるが、着実にレースを展開し7位でフィニッシュし、ポイントをゲット。そして、今シーズンからレースウィークに素晴らしいパフォーマンスをしたメカニックに送られる“ZF_Award”を受賞し、実りの多いレースウイークとなった。

公式予選

■5月4日(土)【ノックダウン予選9位/R1‘30.399】 
□天候:晴れ | コース:ドライ | 
気温/路面温度 Q1開始時22℃/35℃、Q2開始時23℃/35℃、Q2終了時22℃/33℃

レースレポート画像1

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ゴールデンウイークの初日の開催とあって、金曜日の夜からレースファンがメインゲートに列をつくり開門を待ちわびる光景が恒例となった富士スピードウェイ。予選日は、天候にも恵まれ汗ばむほどの陽気のなか行われた。

予選を占う朝のフリー走行では、19号車WedsSport ADVAN RC Fはトラブルを抱えてしまうが1‘31.016のタイムで9位にランキング。予選が始まるまでには19号車「WedsSport ADVAN RC F」を完全な状態に仕上げ、予選に挑んだ。まずは300クラスの予選が14時からオンタイムで行われた。

Q1アタッカーは関口選手。関口選手は戦闘態勢を整え、19号車「WedsSport ADVAN RC F」のコックピットへ。そして、300クラスの予選が終わり500クラスの予選が14時15分から始まるが、全車が足並みをそろえて、出走すのが暗黙の了解のごとく、その8分後に、まずは先陣を切って23号車がコースへ飛び出した。それを追うように、全車がコースへ。
ラップを重ねるごとにクルクルと猫の目のように変わるランキングに釘付けになる。そして関口選手は、3ラップ目に1'30.399のタイムで、8位にランキングされ、Q2への切符を手にしたかと思ったが、最後の最後に9位へ。Q1はトップから10位までがレコードタイムを更新する激しい戦いとなった。Q1をドライブした関口選手は8位の39号車まで0.13秒届かず苦汁をなめる結果となるがレコードタイムを更新する走りを見せ、明日の決勝には追い上げを期待できる結果となった。

Q2の結果、トップは12号車「カルソニック IMPUL GT-R」、2位46号車「S Road MOLA GT-R」、3位23号車「MOTUL AUTECH GT-R」という結果に。

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決勝レポート

■5月4日(日)【7位】
□天候:晴れ | コース:ドライ
気温/路面温度 開始:20度/33度>途中:22度/34度

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レースレポート画像5

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昨日に引き続き、晴天に恵まれた富士スピードウェイ。朝のフリー走行では、入念にピットシミュレーションを行い、順調に走行を重ねていたが、終了間際に駆動系にトラブルが発生してしまう。決勝までにはメカニックの手早い修復で、大事に至らずに済んだが今回のレースは500kmの長丁場のレースだけに、レース中にトラブルが出なったのは幸いと言える。

そして、14時、グランドスタンドを埋め尽くすレースファンが見守るコース上にエキゾーストサウンドが響き渡り決勝の火蓋は切られた。

まずは、500km先のゴールを見据えてのおとなし目のスタートを切った500クラス。19号車「Wedssprt ADVAN RC F」を操る関口選手もポジションキープでオープニングラップを展開。しかし、波乱は早くも4ラップ目にやってきた。300クラスのマシンがストレートで残骸がコース上に散乱するほどの大クラッシュをしてしまう。これによりセーフティーカーが入り、レースは早くも仕切り直しに。そして10ラップ目からレースが再開するが、17号車が2ラップ目にリタイヤしており、この時点で500クラスは14台の争いになっていた。ポジションをそのままにリスタートした関口選手は11ラップ目には6号に先行を許してしまうが、順調にレースを展開する。しかし、今度は2位の46号車が18ラップ目に炎上し、戦線離脱。これにより、セーフティーカーが再び入り、またもやレースは仕切りなおすことに。23ラップ目からレースは再開しポジションキープのまま走る関口選手は、38ラップ目にピットイン。

滑るようにピットに入ってきた19号車「WedsSport ADVAN RC F」のバトンは脇阪選手に渡された。この時点で11位にランキングされるが、全車がピットを終えたころにはポジションを回復し9位へ。そして、62ラップ目には18号車をパスした19号車「WedsSport ADVAN RC F」は8位へ。その後レースは中盤にさしかり、コースもレースも荒れはじめ、トラブルやスピンが続出し始め69ラップ目にはトップを走っていた23号車が突然スロー走行し、ピットイン。19号車「WedsSport ADVAN RC F」は7位へポジションをアップ。この時点で、5台のマシンが戦列を離れており、10台の戦いとなる。しかし19号車「WedsSport ADVAN RC F」を操る脇阪選手はベテランらしい走りで順調にレースを展開し、2度目のピットインは6位で関口選手に19号車「WedsSport ADVAN RC F」のバトンが渡された。再び戦列に戻った関口選手は、この時点で8位にランキングされるが、76ラップ目にはポジションを一つ上げ7位へ19号車「WedsSport ADVAN RC F」を押し上げる。そしてそのまま109ラップ目にゴールラインをくぐり、Super GT 第2戦の幕を閉じた。
500kmの長丁場のレースを制したのは12号車「カルソニック IMPUL GT-R」、2位1号車「ZENT CERUMO RC F」、3位6号車「ENEOS SUSTINA RC F」となった。

今回はレースウイークに素晴らしいパフォーマンスをしたメカニックに送られる“ZF_Award”をLEXUS TEAM WedsSport BANDOHのチームクルーが受賞した。

まだまだ開発途中のマシンに苦労する場面が多く、初日から給油系、駆動系のトラブルなど様々なトラブルをかかえレースウイーク中の修復作業が毎日深夜にまで及んだ。今回、レースを無事に完走し、リタイヤが続出する混戦を走り切りポイントを獲得できたのはチームワークとメカニックの勝ちにこだわるマシン造りという信念があるからだろう。

http://supergt.net/pages/pg:news_detail/device:pc/ln:ja/id:13835

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レース始まる前にトラブルがあり、正直なところこのレースは諦めなきゃいけないと思ったけど、ポイント取れたし、いいレースになりました。まだまだ改善するとことはありますが、とにかく完走してポイント取れて本当にありがたいです。開幕戦はバタバタしてレースに入ったけど今回の富士は余裕をもってレースウイークに入れて、チーム、TRD、みんなに感謝しています。次のからはもっと攻めたレースにしていくので、応援よろしくお願いします。

長いレースだったので、クラッシュしないことが前提でした。3ラップくらいで周りとのペースが解って淡々と走りました。厳しいレースでしたが、SCが2回入り、前との差を取り戻せたのは幸運でした。3回目はタイヤを代えて走り、タイムが縮まったのは満足していますが、もう一つ差をつめた走りを初めからしてトップと同じように走りたいです。とにかく勝ちたいので、トップを狙います。

今回はトラブルを抱えていたのでドライバーのパフォーマンスを出す事が出来ませんでした。その中でもチェッカーを受けてくれたマシン、ドライバー、メカニック、チームクルー、TRDさんには本当に感謝しています。ZF メカニックアワードも受賞する事が出来ました。メカニックの頑張りが評価されてとても嬉しいです。今回のレースでポイントゲット出来た事はとても前向きに考えております。僕らがトップチームと比べて何が足りないか?沢山のデータも取れました。僕らのチームはまだ3回しか走らせてないので次の菅生テストから多くのデータが取れると思っております。 今後の我チームに期待してください。応援宜しくお願いします。

PoNoMachineDriverTimeLapsBest LapTireWH
112カルソニックIMPUL GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
安田 裕信
J.P.デ・オリベイラ
3:07'18.4381101'30.498BS22
21ZENT CERUMO RC F
LEXUS RC F / RI4AG
立川 祐路
平手 晃平
24.5681101'31.531BS
36ENEOS SUSTINA RC F
LEXUS RC F / RI4AG
大嶋 和也
国本 雄資
41.3651101'31.834BS30
424D'station ADVAN GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
ミハエル・クルム
佐々木 大樹
57.7981101'31.477YH
537KeePer TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
伊藤 大輔
アンドレア・カルダレッリ
1'00.3281101'31.367BS40
639DENSO KOBELCO SARD RC F
LEXUS RC F / RI4AG
石浦 宏明
オリバー・ジャービス
1'06.8361101'31.490BS16
719WedsSport ADVAN RC F
LEXUS RC F / RI4AG
脇阪 寿一
関口 雄飛
1Lap1091'31.972YH
823MOTUL AUTECH GT-R
NISSAN GT-R / NR20A
松田 次生
ロニー・クインタレッリ
1Lap1091'30.580MI8
936PETRONAS TOM'S RC F
LEXUS RC F / RI4AG
ジェームス・ロシター
平川 亮
1Lap1091'31.088BS
1018ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT
Honda NSX CONCEPT-GT / HR-414E
山本 尚貴
ジャン・カール・ベルネ
15Laps951'32.769MI12
 
WedsSport BANDOH Super GT 500 Racing Team(ウェッズスポーツ スーパーGT 500 レーシングチーム)